いつから王道ストーリーは邪道という風習になったのだろうか?
レインハートです。こんばんわ!
日本の映画・ドラマ・ゲームは本当に普通に終わらせるって事が少ない気がします。
「これは斬新なアイディアだ!」って思うのは分かるんだけど
ファンタジーのお話にしろ昔は勇者が魔王を倒すでハッピーエンドだったんですよ
それで終わりで良いじゃないですか?
現代風に構成を書くと…
①勇者が魔王を倒す話 ←ここで終われば王道
②魔王側にも正義がある
③魔王のさらに上の神みたいのが出てくる
④勇者と魔王が共闘する
⑤互いに信念があるんだ!で終わる(完全にキャラクター設定共にグダグダになってる)
なんていうか分かりやすく書くとこうなっちゃう訳ですよ。
①の部分で終わればそれはまさしく王道ストーリーで終わる訳なのですが…
今の時代、そこで終わるって事はほぼ無いんですよね…
確かに昔からワンパターンで王道すぎてつまんないって思う方も多くいるのは承知している。
もちろん私も王道以外だって好きだし思考させられる作品はとっても面白いと思っている。
だからといって話凝りました!ってだけの複雑化したストーリーが好きかって言ったらそうじゃない!
問題点は終わらせ方なんだよ!
綺麗に終わらせられるかどうかなんだよ!!
さっきの例えで言うと勇者と魔王が共闘?!胸熱展開じゃないか?!!オモセー( ゚Д゚)
問題はその後なんだよ!!
元々、魔王倒す為に旅立った勇者が共闘しておまえは仲間だ!とかなっても…
はぁ?(´・ω・`)ってなる訳ですよ…お前初期に散々悪い事してんじゃんって…
もちろん共闘しても、最後はライバル的な感じで1vs1の演出で勝負をつけるみたいなのもあって良いと思うんですが…
これ、見てる方は最後ハッピーになれますか…?
やったぜ!正義が勝ったぜ!ひゃっほぅ~!なんてならないよね…(´・ω・`)
散々悪さしてきた側が最後はしれっと仲間になって平気な顔してるんですから。
見てる側はモヤモヤが永遠に消えないと思うんですよ。
倒した場合も魔王側のストーリーしっかり作り込むにつれて「なんでお互い共存できなかったんだ…」みたいに思われることも多く、ほとんどの人が う~ん って悩みながら終わっちゃう事が多い訳なんですよ。
ついこないだもアン〇ンマンのア〇パンチが暴力だっ!で話題になってたけど
バイ〇ンマン側は凶悪なロボット使って街壊したり人傷つけてるんだけど、それでもずーっと説得し続けて倒されるのを待ってなきゃいけないのかね?
そもそもアン〇ンマンの第一声って決まって「やめるんだ!バイ〇ンマン!」という脳内でも勝手に再生されるぐらいこの台詞言ってる気がするw
まず制止から入って→それでもいう事聞かない→ア〇パ~ンチ!→はひふへほぉ~
これも王道ストーリーの1つなのですよ。
じゃあもしア〇パンチが暴力だというのであって、それを改変した場合はこうなる。
「やめるんだ!バイ〇ンマン!僕は誰も傷つけないぞ!」
の後は大まかに2つのストーリーが想定されます。
①ハハッハ!そんなの知らないもんねぇ~!とバイ〇ンマン永遠暴れるパターン
②そ、そんな…もう殴ってくれないのかい!?と実はドMだったバイ〇ンマン
( ゚Д゚)?
あきらかにこの②は違うよなwww
まぁちゃんと書くと…
②分かった…と説得で聞き入れるバイ〇ンマンパターン
そして話は終わります。
面白いかコレ…?
①だと永遠暴れて不快なだけだし②だとあいつなんで街を散々ぶっ壊しておいてそのまま帰ったんだ…?って不快なだけだし。
要は話が終わった時につまらないって事になりかねないんですよっ!
注:そのままアン〇ンマン描くと著作権的にアレなので…
私なりに変えて描いてます!!
もう変に凝った終わらせ方するより、やはり王道パターンで分かりやすく終わった方が作品としては丁寧で良いと思うんですよ。
まぁストーリーやシナリオ考えている人達からしたら、今の時代…そんなありきたりなパターンで終わったらつまらないって思ってるんでしょうけどね…
変に凝り過ぎて最後つまらない…
ってなるよりは断然良いと思うんですけど違うんですかねぇ…