ここ最近、テレビ番組を見ずにNetflixでいろいろ映画やらアニメを見てるばっかりなレインハートです。こんばんわ!
アニメ版の鋼の錬金術師を最初の頃はめっちゃ見てて面白いなーって思ってたんだけど、徐々に時間が合わなくて見れない事が多くなって話が飛び飛びで気が付いたらいつのまにか終わってたっていう事が若い頃にあったんだが。
これを機会に見なくなった辺りからまた見始めたんだけど、やっぱ面白いわ。
題材も 等価交換 という現実に置き換えたらまさに真理という題材で、アニメのお話としても優秀でしたね!
知らない人は少ないと思うが…
錬金術のお話で、母親を失った兄弟二人が人体錬成で母親を蘇らせようとするところから話がはじまる。
もちろん等価交換の原則は知っているが人体に形成する素材さえあれば戻ってくると子供ながらに考え…実際に禁忌である人体錬成を行ってしまう。
実験は成功するのであるが…
蘇ったのは母親の形をした化け物であった。
そして、ここで等価交換という話の重みが出てくる。
人体に必要な物以外に母親の魂を錬成した事で、その対価として兄弟の弟は体ごと持って行かれ兄は片腕と片足を対価として失う。
っという…等価交換という現実世界の対価(お金)の重要性を遠回しに語ってくれる物語である。
話を全話見終わって、あぁ…こういう話だったんだなぁ~と納得しながら見終わり。
やっぱひと昔前のマンガとかの終わり方って今のアニメやマンガと違って良い終わり方するよなぁ~と改めて思った。
なんていうか、ちゃんとハッピーエンドではあるけど悲しい感じは残すような終わり方。
あとは最近のアニメの茶番シーンがいらないとか言われている事に対しての私なりの考えがハッキリした。
今かなり人気がある鬼滅の刃のパロディシーンとか「寒い」「止めてほしい」「笑い要素はいらない」みたいな意見があるが
昔のアニメも平気でこういう事やってたのを思い出してほしい。
(しかも、そういうのが人気作だったりする)
確かに近年こういった茶番があるような作品は珍しいと感じるが…
言い換えれば近年はこういった茶番が無く真面目なシーンばかりを見続けさせられていたり萌えシーンばっかりだから、より一層際立って見えるだけなんじゃないだろうか?
いわゆるメリハリが無いものばかりを見続けされた結果、こういった物が逆に目立ってしまうように見えるだけじゃね…?
例で言えば銀魂のシリアス回だけやってろよ!って言うのと一緒だぞ…?w
銀魂はパロディもシリアスもあるからストーリーに重みが出たりキャラの個性が出たりで面白いんであってどっちか一方だけやってたらツマラン作品だろ…←失礼
(銀魂めっちゃ面白いです、大好きですハイ、銀さんの厨2病っぽい設定も大好きです)
なので、面白い作品ってのはちゃんとパロディでキャラを立たせてシリアスシーンでそれ(キャラクターの個性)をハッキリさせるっていうメリハリがしっかり出来ている作品ほど名作になりやすいんだなと最近実感した気がする。
ま、なにはともあれ…鋼の錬金術師は名作だったって事だ。